【重賞回顧】2018/4/1-11R-阪神-大阪杯回顧（デムーロ最強でした）
１，２着がお手馬とか、、、
アンカツさん
スワーヴリチャード。外枠からあのスタート、ましてやスローでヒヤッとしたけど、あそこからの仕掛けでマクりきるとは。普通の馬なら絶対に止まっとるし、ミルコも能力を信じきっとった。改めて断言するけど、この馬がいま一番強い。それを負かしに動いたトリオンフ。⑧着とはいえインパクトあったな。
ペルシアンナイトは相手を気にせず持ち味を大事にした結果②着。乗り役のファインプレーだったと思う。アルアインも上手く乗って力は出し切っとる。ただ、使える脚が一瞬やで、見た目よりも勝たせるのは難しい。サトノダイヤモンドは中2週じゃ復調できなかった。シュヴァルグランはいかにも次やね。
～レース後のコメント～
1着 スワーヴリチャード(M・デムーロ騎手)
「良い手応えでしたし、本当に良い脚を使ってくれました。有馬記念はペースが遅くてもたれていましたが、今回も遅ければ早めに外に出そうと思っていました。直線も良い手応えで、有馬記念では替えなかった手前を替えて伸びてくれました。思った通り良い馬です。次も楽しみです」
2着 ペルシアンナイト(福永祐一騎手)
「よく頑張ってくれました。内で我慢して、狭い所から良い形で抜け出すことが出来ました。イメージした形でレースをして、2000mも問題はありませんでした。最後まで差をつめてくれましたが、1頭強い馬がいました」
3着 アルアイン(川田将雅騎手)
「全体的に見れば自分の競馬は出来たと思います。最後につかまえられる雰囲気はあったのですが、追いつけず苦しくなりました。精一杯馬は頑張ってくれました」
6着 ダンビュライト(浜中俊騎手)
「よく頑張ってくれています。ヤマカツライデンの後ろで、良い形で運べました。勝ち馬が上がって行ったときに離されてしまいましたが、大きくはバテませんでした」
7着 サトノダイヤモンド(戸崎圭太騎手)
「内枠でスローペースになり、3～4コーナーではゴチャついていて、展開が向きませんでした」
13着 シュヴァルグラン(三浦皇成騎手)
「意外なペースの競馬となり、自分のリズムを取りたいと思った時、他が動いてこの馬のリズムで行けませんでした。3コーナーでは手応えがあやしくなりました。流れもこの馬に向きませんでした」
14着 マサハヤドリーム(北村友一騎手)
「上手に折り合いをつけられましたし、よく伸びてくれていますが、相手が強かったですね」
１着スワーヴリチャード（デムーロ）⑮⑮①①上がり34.1（３位）
スタートから一番出が悪い。最後方からの競馬
道中は後方２番手から
トリオンフが上がっていったのを見てデムーロも上がっていく
１０００ｍ通過から一気に先頭に踊り出る
先頭のヤマカツライデンに並びかけたところでデムーロが抑えてオーバーペースにさせない。
これが阪神大章典のキセキとの違いでしょうね。
先頭に並んで馬なりのまま４直線へ
この間、デムーロは一切追ってない
直線に入って、追い開始したが、しばらく手前替えるように促しているデムーロ
２００ｍからようやく鞭を入れだす
そっから一気に走ってペルシアンナイトを抑えて先頭でゴール
アンカツさんの言うとおり他の馬なら絶対に止まっているレース運び
それでも勝つんだから馬も強いし、それを信じて乗ったデムーロも凄かった。
他の騎手なら最後方で沈んでたでしょうね。
レース後、馬主に飛びついて抱きつくデムーロ
馬主からも愛されるデムーロの天下はしばらく続くでしょうね。
２着ペルシアンナイト（福永）⑪⑩⑨⑨上がり33.7（最速）
スタートして後ろの内側に位置取りレースを進める
道中スローペースのせいか行きたがるペルシアンナイトと抑える福永
この抑えが結果、最後の直線に繋がったので福永の好騎乗
このまま内側をロスなく通って直線へ
直線はウインブライトが横にいたが、上手いこと間が開いたのか
ウインブライトさんが避けてくれて最高の形で直線に向かう。
後は伸びるだけ伸びて２着まで行く。
あそこでウインブライトにフタされてたら前詰まり福永！！！が見れただろうーが
今回はウインブライトが潰れてくれて助かったかな。
３着アルアイン（川田）⑤⑤⑤⑤上がり34.0（２位）
スタートから前目で競馬
①コーナーでウインブライトに少し邪魔されて走りずらそうにしてた
その後は好位追走で淡々と走っていく
残り７００ｍから追走開始
直線入って内側にいたヤマカツライデンを押しのけてスワーヴリチャードの後ろへ
残り２００ｍ一瞬だけ追いつくか？という勢いがあったが、すぐに勢いなくなる
最後は内に首が持たれて苦しそうになり、ペルシアンにも抜かれて３着。
アンカツさんからは一瞬の脚しか使えないと指摘。
今回は前目に行って７００ｍから追い出し開始したので疲れてしまったのかもしれない
この距離で内にもたれてしまうスタミナだと今後厳しいかもしれない。
４着ヤマカツエース（池添）⑨⑧⑬⑭上がり33.7（最速）
スタートは良かったが、前には行かず後方へ
最内経済コースを通って直線に賭ける感じ
内側を通っていたが、前のスマートレイヤーが下がる、その後ろのサトノダイヤモンドが下がるとヤマカツエースもつられてどんどん下がっていく。これで順位を落としたのが最後まで響いた
３角では後方２番手
そこから一旦最内入って直線はペルシアンナイトの後ろを付いてく感じで上がっていく
しかし、上がり最速のペルシアンナイトと同じ上がりじゃあ追いつけず４着
枠順で内不利がモロに出てしまった感じ。ペルシアンナイトと逆の枠順なら
逆の結果になってもおかしくない競馬だった。
５着ミッキースワロー（横山）⑭⑬⑬⑩上がり34.0（２位）
スタートの出が悪く後ろから
最後方から内は不利と見て外に持ち出して大外ぶん回し作戦
大外から良く伸びたが、ロスなく上手い競馬をした前３頭には及ばず。
この子も不利が無い競馬ができればもっと順位が上がる能力は見せたが
この馬はこういった後方からの競馬しかできないのでG1ではなかなか勝ちきれないかも
６着ダンビュライト（浜中）②②③④上がり34.5
スタートは出が悪く
１４番という外枠ということもあり、かなり脚を使って前に取り付いていった
前回の２番手からの抜け出しをやろうとしたんでしょうね。
デムーロならできるが、浜中じゃムリでしょう。
直線に入ってトリオンフは抜けたが、ヤマカツエースとミッキースワローには差される
実力どおりの競馬かなとも思う。
浜中騎手もバテテないが前に追いつくことも出来ないのが実力かな。
７着サトノダイヤモンド（戸崎）⑥⑤⑫⑫上がり34.5
スタートも良く前目に付けるかな？と思ったけど
折り合い中心に道中進む
しかし、前にいたスマートレイアーが下がってきたため、サトノダイヤモンドも合わせてここからズルズル下がってしまう。
４角で思い切って大外ぶん回しで行った戸崎
ここから近くにいたミッキースワローにも千切られ上がり34.5
全盛期ならもっと反応よく上がりも使えるが、今の状態ではムリでした。
内側を通った戸崎の運の無さとサトノダイヤモンドは復調してないダブルで悪い条件が重なった。
８着トリオンフ（田辺）⑬⑬⑤②上がり35.0
スタートは後方を選択した田辺
しかし、ペースが遅いと判断したか一気に上がっていく
トリオンフは好位まで行ったら上がるのを止めて
３角から最後エンジンを掛けて先頭に並びかける
２番手から直線向いたが、このレースしたら普通はバテる
勝ったスワーヴが化け物なだけでトリオンフが沈むのは正しい。
競馬としては疲れる競馬したが、もっと普通に競馬したらどうなるか？まだ判断できない
９着スマートレイアー（四位）③③⑤⑩上がり34.8
スタートはまあまあだが、スッと前について内側を追走
内側を走っていたが、どんどん置いてかれる展開に
３～４角で馬とのリズムがおかしい走りしている
置いてかれて、直線はただ走っているだけって競馬
久々が響いたのか、四位が上手く乗れないのかダメダメでした。
１０着メートルダール（松山）⑫⑫⑬⑫上がり34.5
スタートから後方待機
３角ではミッキースワローの後ろ
直線では離された
馬の能力も乗り方もＧ１では足りない
１２着ウインブライト（松岡）③③④⑤上がり35.4
前目で競馬
直線では馬場の真ん中から全然伸びない
同じ位置にいたペルシアンナイトとは雲泥の差でした
１３着シュヴァルグラン（三浦）⑥⑧⑨⑦上がり35.2
スタートから馬なりで前に
と思ったけど、スルスル下がっていってペルシアンナイト、ヤマカツエースと
同じ後方に
なんでこんな競馬してんだろう、、、
３角から鞭を入れてサトノダイヤモンドと同じ位置取りから直線へ
直線初めではウインブライトの邪魔を受けたが、全然伸びない
去年のＪＣ馬が伸びなさすぎでびっくり！三浦も3、4コーナーで手応えがなくなったと言っているとおり全然伸びないっていうか鞭入れるの早すぎ！それぐらい手ごたえ無くて三浦があわてたってことでしょうけど。。。
ただ、シュヴァルグランは２４００ｍ以上で実績ある馬なので、２０００ｍのここは
使ったほうが悪いと言うか叩き台でしょうね。
１６着ゴールドアクター（吉田）⑨⑤⑧④上がり37.2
引退したほうが良いのでは。。。
直線見ても馬も走っているけど明らかにバランス悪いもん。
早めに引退させてあげるのが良いよ。。。
