ノリの競馬研究Lab

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【重賞回顧】2018/4/29-11R-京都-天皇賞春回顧(レインボーライン岩田のイン付き決まる!)

京都は内側が自動で空く仕様なのね。。。

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アンカツさん

2周目の坂の下りでユウガが動いたシーンが勝負の分かれ目やった。最高の位置取りがゆえに動かされたシュヴァルグランと、ジッと動かずに内が開くのを待ったレインボーライン。先日の対談でも話題にした岩田の持ち味、執念のイン差しやった。馬も究極の仕上がりやったで、ゴールまで完全に走りきった。

 シュヴァルグランは先のシーンで動かされなければ横綱相撲で押し切ったはず。京都なら待っても良かったけど、コース慣れはしとらん騎手やし、ボウマンでなければそもそもあの位置を取れとらんでしょ。クリンチャーも2頭に格負けしたけど上手く乗ってた。前走もあるから出しては行けないからね。

 

news.netkeiba.com

~レース後のコメント~

1着 レインボーライン(岩田騎手)
「嬉しいのは嬉しいですが、馬がゴールを過ぎて、歩様に"オッ"と思って下馬しました。右の前脚です。距離を走っていますし、痛そうでした。(ゴール前は)何とか届いてくれるのではないかと思って追っていました。出入りの忙しいレースにうまく対応してくれました。無事に次も出走出来ればいいと思います」

(浅見秀一調教師)※JRA京都広報室発表
「着順は最高でしたが、レース後の馬の状況が状況なので、心苦しいです。次に向けて何とかケアしてあげたいと思います」

2着 シュヴァルグラン(ボウマン騎手)
「この馬らしいレースはしました。前にいた馬を早めにつかまえに行こうとしたというか、ファイトして行きましたが、ファイトする相手がすでに先頭になっていました。フワフワしているうちに後ろに差されてしまいました。仕方がありませんが、能力は出しました」

3着 クリンチャー(三浦騎手)
「ゲートを出て、リラックスしていましたし、気分良く運べました。3~4コーナーで前にもぐり込みたかったのですが、その通りに行きました。前2頭には負けましたが、いい競馬が出来ました。今後も楽しみです」

(宮本博調教師)
「満点に近い乗り方をしていました。しかし、前に2頭いました。今後は放牧に出して、フォワ賞から凱旋門賞に向かいます。鞍上は武豊騎手の予定です」

5着 チェスナットコート(蛯名騎手)
「58キロは初めてでしたし、いい経験になったと思います。まだ体の線は細いですし、軽い斤量しか背負ったことがありません。苦しくてモタれていました。斤量慣れしないといけません。ポジションを取るので精一杯でした」

7着 スマートレイアー(四位騎手)
「調教師の指示で、ポジションを取らず折り合い重視のレースをしました。最後もよく来てると思います」

8着 アルバート(ルメール騎手)
「レースがスムースではありませんでした。向正面からポジションを上げたかったのですが、内の馬に外へプッシュされて、外過ぎてしまいました。よく走ってくれましたが、最後は残念でした」

9着 シホウ(浜中騎手)
「スタートしてこの馬のペースで最後までバテずに頑張ってくれました」

10着 ヤマカツライデン(松山騎手)
「自分の競馬は出来たと思いました。最後もバッタリ止まったのではないですが、切れ味のある差し馬に負けてしまいました」

12着 サトノクロニクル(川田騎手)
「この馬が勝ちにいく競馬を組み立てました。精一杯頑張ってくれたと思います」

14着 ガンコ(藤岡佑騎手)
シュヴァルグランが動いて行った時に、あれは受けなければいけないので行きました。使い詰めで来たので苦しくなるところを見せていましたが、4コーナーで先頭に立つレースをしてくれたので頑張っていると思います」

16着 カレンミロティック(池添騎手)
「向正面でペースが上がってからきつくなりました。よく頑張ったと思います」

17着 トミケンスラーヴァ(秋山騎手)
「頑張っていると思います。自分の競馬は出来ました」

 私見

1着レインボーライン 10-10-11-11 上がり35.2(1位)

後方内側でじっと溜めて直線では前が壁になるが
岩田騎手がインを選択

そこから馬を交わしていって内から一気に先頭に
上手くはまった形で勝利。騎手の選択勝ちですね。
しかし、レース後故障発生。今後心配ですね。

2着シュヴァルグラン4-3-2-2 上がり35.8

やはり距離が伸びると強い
ボウマン早めに先頭に立ちすぎ!
ボウマン自身も目標にしてた馬がすぐにいなくなってフワフワしたと行ってたので
外人の乗りなれてない悪いところが出てしまった感じ
それでも2着に残れるのは能力の高さでしょう。

3着クリンチャー7-7-4-3 上がり35.7

武豊騎手が乗れなかったのが痛い。盾男ですからね。

でも三浦騎手もインで上手く立ち回って乗ってました。
直線追い込んでシュバルグランに詰め寄るが最後の200mで止まってしまった。
やはり3200mは長かった。

馬場が荒れているのも強いし凱旋門賞には期待したい。

 

4着ミッキーロケット7-7-11-8 上がり35.5

他がバテてる中、内からしぶとく粘って4着
長距離のタフな競馬でしぶとく走れる馬か?

5着チェスナットコート9-9-8-6 上がり35.9

京都の下りを利用して外から仕掛けてくる

だいぶ長い間脚を使ってたが、最後まで伸びているし
長距離適正が見えた
今後は目黒記念からメルボルンCかな?
オーストラリアで一花咲かせてほしい。

 

6着トーセンバジル10-11-4-3 上がり36.2

直線では良い位置にいたが、、、

やはり距離でしょう。もっと突き抜けても良い感じだったのに伸びなかったから。
レースの流れ的にシュバルグランの後ろにいないといけないので上がっていくのは
しょうがないかなと。勝つための競馬をして負けた感じ

14着ガンコ3-3-2-1 上がり37.7

直線では先頭にいたが、すぐにバテてしまった
最後の直線は馬なりで走ってただけ
前行く馬は距離適正大事ですね。2500m走ってたからいけるかなと思いましたが