【重賞回顧】2018/6/3-11R-東京-安田記念回顧(矢作厩舎の自信)
モズアスコットは直前まで出れなかったが、頭数減った時に迷わず出すのは自信がある証拠でしたな。
結果
アンカツさん
モズアスコット。経緯を知っとる人は分かると思うけど、まずは運があったし、雑音に動じず仕上がってた。また、ルメールも肩の力が抜けとるもんで、内の伸びるところを選んできただけ。これだけ馬場が速いとそれなりのスピードが必要やから、1400中心のローテも奏功した。勝つ時はこんなもんなんやね。
アエロリット。好枠を利して最高の立ち回り。先週に続いてでケイタは悔しいやろけど、持ち味を存分に活かしとる。スワーヴリチャードもあれで負けたなら仕方ない。惜しむらくは時計が速すぎたし、いつもより反応が鈍かったもんで、外に併せにいったところで内から伸びられた。収穫のが多かったくらい。
サトノアレスには一瞬やられたかと思った。ゲートが安定せんで、この馬にとって気の利いた枠なら分からなかった。サングレーザーも雰囲気良かったし、いい競馬しとったけどな。マイルなら1400mってタイプ。この2頭は枠順が逆なら、ひょっとしてたかもしれないね。
レース後コメント
~レース後のコメント~
1着 モズアスコット(ルメール騎手)
「(連闘でしたが)疲れはありませんでした。心配していましたが、返し馬に乗ると状態が良かったので安心しました。前走を使って今日はGIでしたが、勝てる自信はありました。スタートして400mのところでぶつけてしまい、ポジションを探しました。前にスワーヴリチャードを見て、直線でマークしました。馬がよく頑張ってくれました。GIを勝つことが出来て素晴らしいです。メンバーのレベルが高い中、勝つことが出来ましたし、まだまだマイルのGIを勝てる馬です」
(矢作芳人調教師)
「結果的に、連闘したからこその勝利だと感じていますし、厩舎スタッフの能力の高さを示せて嬉しく思います。レースのことはすべてルメール騎手に任せていました。弱いところがあり、3歳6月にデビューを遅らせた馬です。これからもっともっと成長すると思いますし、この路線を引っ張る存在に育て、そして、フランケルの子供ですから世界的な種牡馬に出来るようやっていきたいと思います。この後、夏は休んで、秋については今のところ国内になる可能性が高いと考えています。安田記念はこれまで2着3回、悔しい思いをしてきました。勝てて本当に嬉しいです」
2着 アエロリット(戸崎騎手)
「馬の状態が良かったです。ハナに行こうかとも思いましたが、外の馬が主張して行ったのであのような形になりました。しぶとく頑張っています」
3着 スワーヴリチャード(M.デムーロ騎手)
「初の1600mでもよく頑張っています。スタートを出てからいいところにつけられ、直線では馬場の良いところを探しながら乗りました。ただ、手応えほど今日はいつもの瞬発力がありませんでした。少し体が減っていたのは夏バテの影響かもしれません」
4着 サトノアレス(蛯名騎手)
「前に並んで突き抜けるかと思いましたが、そこで脚色が他の馬と同じになってしまいました。スタートはタイミングが悪くて遅れてしまいましたが、脚は使っているのでそれほど問題はなかったです」
5着 サングレーザー(福永騎手)
「今日は意識的にポジションを取りに行って、道中はイメージ通りにリラックスして走っていました。馬はうまく対応してくれましたが、前に行った分、いつもの切れ味はありませんでした」
6着 ペルシアンナイト(川田騎手)
「直線で道を作ることが出来ず申し訳ない競馬になりました。すみませんでした」
7着 ウインガニオン(津村騎手)
「最後までよく頑張ってくれています。7着まで来られたのは偉いですね。また夏、頑張ってくれると思います」
9着 レッドファルクス(田辺騎手)
「淡々とした流れになってしまい、脚を温存出来ませんでした。直線でもあまり伸びてくれませんでした」
11着 キャンベルジュニア(石橋脩騎手)
「上手にスタートを出て、道中、力みなく行けました。東京コースだと1400mくらいまでの方がいいかもしれません」
予想
本命10モズアスコット(9人気・1着)
対抗11リアルスティール(4人気・15着)
単穴9レッドファルクス(8人気・9着)
ヒモ1スワーヴリチャード(1人気・3着)
ヒモ2サトノアレス(7人気・4着)
ヒモ5ペルシアンナイト(2人気・6着)
ヒモ13ブラックムーン(13人気・16着)
ヒモ14リスグラシュー(6人気・8着)
1着モズアスコット
安土城からの連闘で勝利。ただし、元々モズアスコットは間隔短くても走る馬(1000万下から1600万下で2週間で連勝)
安田記念も上がり勝負で、このメンツなら頭一つ抜けてるので問題なし。ただし始めは出れないはずだった、そこを藤沢厩舎が三頭取りやめて枠が空いてからの参戦で不安はあった。
レースはスタート良く道中、中団後ろ目を追走。
しかし馬群真ん中を通ってたので内も外も行けず一旦遅れをとるミスもあった。しかし、ルメールは直線では内を選択して、スワーヴリチャードの後ろへ。、ちょうどスワーヴが外に寄れて行ってくれたので前が開く。そこからは自慢の末脚で伸びるだけ。内を突いたので運の要素も絡んだが、なんとか勝てた。さすがはルメール。
2着アエロリット
誰が逃げるか、、、それをきちんと見極めないとダメだ。
ウインガニオン津村が逃げればG1レベルではなく重賞レベルのペースになるはず。さらに2番手はレーヌミノル。そうなるとペースが緩み、トライアルみたいな流れでは最強のアエロリットが粘る。NHKでも勝ったように舞台はあってるので。そこまで読めれば単穴くらいにはねじ込めたはず、、、
スタートから3番手追走で直線へ。ウインガニオンが粘るが300mで捕まえて先頭へ。そこから伸び続けるがモズとスワーヴに捕まりそうになる。しかし、なんとか2着確保。
落鉄してたらしく影響もあっただろうがペースが自力を見せた。これがマルターズアポジーがいたら全然勝ち負けできなかっただろうが。
3着スワーヴリチャード
1600mは初。しかし得意の左周りでなんとかしてくるかもと期待。
出遅れ癖もあり、遅れたら致命的だが、スタートはなんとか出れた。デムーロも慌ててる感じだったがw
そこから5番手をキープ。だとしてもマイルの早い流れで困惑はするでしょうし疲れるでしょう。
直線ではレーヌミノルの横がちょうど空いてたのでそこをついて伸びてくる。そこから外に寄れてモズアスコットの進路を開けてしまったが、モズアスコットが抜けたことで目標ができて一緒に伸びて3着。
明らかにマイルではない走りなので3着でも立派。ここから天皇賞秋、ジャパンCと東京舞台のG1なので本命でしょうね。
4着サトノアレス
スタートで思い切り出遅れwww
そこから前から離れた後方を淡々と追走
そこから4角から押して大外ぶんまわしを選択。
大外から唯一伸びてきて坂があるときは勝ちまで見えてたが、坂終わりで前のスワーヴが息を吹き返して盛り返されて4着まで。しかし、この前有利な中唯一大外から伸びたのは評価できる。
6着ペルシアンナイト
スタート後遅れてしまって後ろから
道中ポジションなくなったか馬が荒ぶってる場面あり。
直線では完全に前、左右が壁で進路なし
坂終わりでようやく追い出せるがときすでに遅し。
得意の平坦京都で巻き返そうか!
8着リスグラシュー
直線までは後方で4角から外めでいつも通りの競馬で後は伸びるだけだったが、、、
外のサトノアレスは伸びてるのに全く伸びず。四月五月と使ってきて疲れが出たかも。
9着レッドファルクス
いつも通り後方から外ぶんまわしにかけるが伸びず。うーん、衰えた?
田辺騎手は淡々とした流れで脚が溜められなかったと言ってますが、、、うーん。
15着リアルスティール
16着ブラックムーン
ただ下がるだけ。。。ブラックムーンは終始最後方だったなwww
~~~~今後の注目コーナー!!~~~~~
最強
スワーヴリチャード
展開次第
アエロリット
早い逃げ馬いなければ強い。トライアルでは注目!
巻き返し
ペルシアンナイト
今回は壁でダメでした。京都で平坦コースなら巻き返し!
疲れが取れれば
今回は疲れ出たと思って巻き返し期待。