【重賞回顧】2018/3/10-11R-中山-中山牝馬S回顧(カワキタエンカ乗り替わり池添マジック!)
池添のスローペース逃げとか。。。やるやん!
アンカツさん
カワキタエンカ。馬場不問やで、大外枠から持ち味を活かして大正解。引退レースで仕上げてくる古豪が多い中で、しっかりと逃げ切ったのは収穫。G1に入るとどうかやけど、大駆けタイプではあるよね。フロンテアクイーンはもどかしいけど堅実。案外、もう少し距離があってもいいかもしれない。
~レース後のコメント~
1着 カワキタエンカ(池添謙一騎手)
「まだ少し力む面はありましたが、前回のレースを使ってガス抜きが出来ていましたし、中間の調整もしっかりソフトにしてもらったので、入れ込みもそれほどではありませんでした。今後はもっとメンタル面が良くなってほしいですし、GIへ向けてステップを一つ一つ登ってほしいですね」
(浜田多実雄調教師)
「前走は噛み合わなかったので、今回に向けてそこを修正してきました。加えて今日はジョッキーがうまく乗ってくれました。ポテンシャルはある馬なので、うまく運べればかなりやれます。それにしても勝ったことには驚きました。次走はオーナーと相談します」
2着 フロンテアクイーン(北村宏司騎手)
「道中はリズムよく運べました。最後も迫るところまで行きましたが、勝ち馬はこちらが来るのを待っているような感じで、もうひと伸びされました。ただ、こういうレースが出来ていれば、勝つチャンスはあるでしょう」
3着 レイホーロマンス(岩崎翼騎手)
「前走のようには中山では行きませんでしたが、思っていた通りのレースは出来ました。輸送で体重は減っていましたが、影響はありませんでした。確実に力をつけていて、上位争いできる実力があります」
4着 トーセンビクトリー(田辺裕信騎手)
「スタートが良く、最後も頑張っています。今回は積極的にポジションを取りに行ったので、最後は踏ん張り切れませんでした」
5着 ブラックオニキス(松岡正海騎手)
「とても良い馬で、いつか重賞を勝てると思います。入れ込みがあるので、後は自分との戦いになるでしょう。今日のようにテンションが大丈夫で、冷静にレースが出来れば良いと思います」
ここは池添騎手が上手いことスローペースに落とし込んだな。
カワキタエンカの他のレースも見てみましょう。
ローズS
そして今回の中山牝馬ステークス
見てもらうと今回は道中に11秒台が無いゆったりしたペースで最後の直線は後ろからの馬を待ってから追い出す余裕っぷり。
これは人気馬が差し馬が多く、逃げ主張する馬が不在だったのが要因だが、それにしても池添上手く乗ったな!
スタート
フロンテアクイーンとエンジェルフェイスがスタート成功
カワキタエンカが大外からスーと前に付ける
そのままの隊列を維持して4角へ
カワキタエンカは自分のペースで来れたことで余裕の手ごたえ
真後ろには2着フロンテアクイーン、エンジェルフェイスも良い位置にいるが①馬場の悪いところを通ったこと、②坂が苦手?なのか直線でズルズル下がることに
最後の直線
1着カワキタエンカ
調教師も勝ったことに驚く展開に(←おいっw
それにしてもG1となるとペースが速くなるので、出番は無いと思うが、こういう
強力な馬が出ないレースでは強いことがわかった。
直線で抜け出しをはかるフロンテアクイーンに寄せられて勢いを失っているな。
これで勝負あり、残念な結果ですが馬も繊細ですな。
2着フロンテアクイーン
強引に割って出て2着まで迫る。
これで4戦連続の2着。
中山の坂でもきちんと伸びてきているし能力はある。
後は運か、もう少し決め手のある強烈な騎手への乗り替わりがええのでは?
3着レイホーロマンス
上がり最速、大外ぶん回しで一番強い競馬したが、今回は展開の利で前に行く2頭に勝てなかった。しかし愛知杯でも差しては届かずの競馬が続くので重賞では決め手に欠けるといわざるを得ない。もっと強くなれば良いのに。
後は隊列どおりであまり言うことはないかなーって印象。
とにかく今回は前有利で後ろから差す馬は全滅って感じでしたな。
池添マジック炸裂!ってレースでした。